2016年4月30日土曜日

Raspberry pi 3 インストールの巻(2)

ここでは、無線LANの設定と、日本語の表示、漢字入力を設定します。

1.インターフェースを確認。
 すでに有線LANはDHCPで接続されていますが、無線LANはSSIDなどのセットアップが必要です。
    最新のRaspbianでは、これもGUI上から可能です。
    右上のLAN接続アイコンをクリックすると、無線LANの一覧が表示されます。

2.SSIDを入力。
     無線LANのインターフェースを選ぶと、SSIDを要求されてくるので入力します。


3.接続が成功すると、無線LANがつながったアイコンに変わります。

4.アイコンをクリックすると接続中の無線LANにチェックが入っています。

5.コンソールで ifconfig と打つと無線LANのアドレスが表示されます。

6.続いて、ロケーションの設定をします。
(読み進めるとわかりますが、このやり方は順番が間違っています。まあ、失敗を繰り返す事で物事の仕組みが分かってくるので、わざと失敗してみてください^^)
Menu->Raspberry Pi configurationに進み、
Location,Set Locationを選択。

7.言語をjp、国をJP、文字セットをUTF-8にします。

8.タイムゾーンをJapanにします。

9.キーボードをJapanのjapaneseにします。

10.Wifi設定をJPにします。
 えっ。今更?もう電波出しちゃってますけど。
     良い子の皆さんは、最初にこれをしとくべきかも。

11.一度リブートします。

12.リブートしましたが、デスクトップ画面が思いっきり文字化けしてます。^^
日本語フォントが入っていないのに、ロケールをJPにしちゃったんで、こうなっちゃったんです。

13.慌てて、IPAフォントをインストールします。
     コンソールから、sudo apt-get install fonts-ipaexfont と打って、何か聞いてきたら(文字化けしてさっぱりわかんないけど、これだけの容量使うけどいい?って聞いてきます)、yを押します。

14.リブートすると無事、日本語が表示されました。ホッ。

15.ブラウザもちゃんと日本語表示されます。

16.ちなみにIPAフォントというのはこういうものです。


17.日本語インプットメソッドをインストールします。
     実は、ここまでやっても日本語の入力はできません。IME(OSXでいうと"ことえり"などの漢字変換インターフェースのこと)をインストールします。
コンソールから、sudo apt-get install uim uim-mozc と入力し、先ほどと同じように、途中で何か聞いてきたらyを押してください。
インストールが完了し、リブートするとデスクトップの右上に"あ"のアイコンが出現して、日本語変換が可能となります。

18.UIM、UIM-MOZCはこんなものです。

次は、LAMP環境をインストールしてみます。
Evernote はあなたがすべてを記憶し、手間をかけずに整理できるようにお手伝いします。Evernote をダウンロードする

Raspberry Pi 3 インストールの巻(1)

マルツさんのGW特別売り出しで、ラズパイ3が安くなってたので、ポチったら本日届きました。
早速OSをインストールしてみます。

まず、NOOBSによる、Raspbianのインストールを行います。
NOOBSとはお手軽にいろんなOSをラズパイにインストールできる仕組みのようです。従来のようにRaspbianを単独でダウンロードすることもできますが、SDカードにOSイメージを焼くのに少々面倒なのでこの様な方法が出てきたのだと思います。

1.NOOBSのダウンロード。
     から、NOOBSのDownload ZIP を選択します。
保存して、展開しておきます。
2.MicroSDカードをMacに差し込んで、ディスクユーティリティーを起動します。
     SDカード(できるだけ速度が速いもの。今回は贅沢に64GBですが、8GBで十分)を選択し、フォーマットはMS-DOS、適当な名前をつけて、消去を押します。
3.ZIPを解凍し、解凍したフォルダ直下の全ファイルをSDカードにコピーします。
     以前は、ddコマンドでセクタコピーしてたのですが、NOOBS使うと、こんな簡単な方法で良いようです。
     これをRaspberry Pi 3に差し込みます。

4.電源とモニタ、キーボード、マウス、有線LANを接続し、起動します。あっけないほど簡単にNOOBSのブート画面が出ました。


5.当然、Raspbianを選択し、Installを押します。(Windows10IoTなども選べるようになっているのは、有線LANに接続しているからみたいです。)


6.SDカードの中身を全部消して良いか?聞いてくるので、yesを押します。



7.インストールが開始されました。



8.インストールには10分以上かかります。辛抱強く待ちます。
     いいえ、一度昼寝します。



9.目覚めると、無事インストールが成功していました。



10.OKを押すと、Linuxが起動します。


11.パスワードも要求されずに、自動的にXデスクトップも立ち上がりました。
昔は、こんなん簡単じゃなかったんだよ。ってつい二三年前のことですが。


続いて、ラズパイ3の目玉、無線LANを設定します。
Evernote はあなたがすべてを記憶し、手間をかけずに整理できるようにお手伝いします。Evernote をダウンロードする

2016年4月17日日曜日

MySQL Workbenchのインストール

MySQLワークベンチを使うと、MySQLをコマンドラインからでなくGUIで操作が可能になり便利そうです。
とりあえず、インストールの仕方だけご紹介します。

https://www-jp.mysql.com/products/workbench/にアクセスし、"ダウンロードはこちら" を押します。
OSを選んで、"Download" を押します。
"LOGIN"ボタンを押します。(ユーザー登録してない場合は、ユーザー登録をしてから)
"Download Now"を押します。
ダウンロード後、dmgをダブルクリックするとアプリケーションが出来上がります。これをアプリケーションフォルダにドラッグアンドドロップするだけ。(Macの場合)
アプリケーションを立ち上げ、"+"ボタンを押します。
Connection Nameに適当な名前を付けます。ローカルでMySQLが動いている場合は、あとの設定はデフォルトのままでOKです。
別のサーバーに接続している方は、別途設定してください。
そのあと、Test Connectionを押して接続テストを行います。
無事、接続に成功しました。

スタートアップ画面には、新しいコネクションが表示されますので、それをクリックします。
MySQL Workbenchの画面構成は、以下のようになっています。
クエリエディタ領域にクエリを書いて、実行ボタンでクエリを実行します。

早速実行してみましょう。
エディタ領域にUSE xxxx; SELECT * FROM yyy; と書き、実行ボタンを押すと、Result Gridに結果が表示されます。
エディタ領域の入力時、SQLコマンドやフィールド名が補完されますので、とても楽チンです。
また、ここで書いたSQL文は保存ができます。
これでもう、コマンドラインで1行づつポチポチSQL文を打ったり、
補完機能のないエディタでSQLファイルを書いて、SOURCE *.SQLなんてしなくてもいいんです。
Form表示もできます。
テーブル定義の表示もできます。

Evernote はあなたがすべてを記憶し、手間をかけずに整理できるようにお手伝いします。Evernote をダウンロードする

codic:ネーミングに悩んだ時に便利なサービス

プログラムを作成する時にメソッド名、フィールド名を名付けする時によく悩みます。
まあ英語が苦手なのが主要因なのですが、私の場合、
  1. 日本語で単語を考える。
  2. googleで"単語 英訳"と検索
  3. 得られた単語を適当につなげてみる。
なんて方法を取っています。そんな私に素敵なサービスがあります。

codicは、日本語からそれっぽい英語を作ってくれます。
ブラウザから"使ってみる"を押すと、機能をすぐに使えますが、今回はNetBeansに組み込んでみます。
プラグインと拡張から、NetBeansのGitHubに移動します。
README.mdを読んでみます。
nbmをダウンロードします。
ファイルを保存します。
NetBeansを起動して、プラグイン->ダウンロード済み->プラグインの追加を選びます。
ダウンロードした、nbmを選択します。
インストールを押します。
あらら、インストールできません。
よく見ると、NetBeans8.1以上でないと使えないと書いてあります。私は8.0.2でしたので、アップグレードします。

NetBeans8.1にアップグレードしてから、再度トライします。
インストールを押します。
次へを押します。
ライセンスに同意して、インストールを押します。
続行を押します。
NetBeansを再起動します。
オプション->キーマップのcodic-translateを押します。
私は、ctrl+tと設定しました。
codicにログインして、APIステータス画面のアクセストークンをコピーします。
オプションのAccess Tokenに貼り付け、検証ボタンを押します。
接続成功のダイアログが出ればOK。

早速、NetBeansのエディタ上で使ってみましょう。
日本語で変換したい文章を書きます。単語ではなく文章で書きます。
例えば、"引数をチェックする" として、ctrl+tを押すと、

それっぽい名前を生成してくれます。
javaなので、checkArgument を選択します。

メソッド名が checkArgumentとなりました。めでたしめでたし。
うーん。ますます英単語を勉強しなくなるな。
Evernote はあなたがすべてを記憶し、手間をかけずに整理できるようにお手伝いします。Evernote をダウンロードする